のあのあ仙人の音楽講座 第6回

第6回 キーって?

seminor006.jpg

 前回、ドレミファソラシドが移動する、
 という話をしました。


 どの音から、ドレミ〜♪ を始めるかによって、
 キー(key)つまり、調、が決まります。

 Cの位置からスタートすると、全部、白鍵になりますね。

 これは、KEY = C major (シー・メジャー・キー)で、
 日本読みでは、ハの音から始まるので、
 ハ長調

 で、楽譜の最初には、こう表します。

keyC.gif


 前回、出て来たように「G」つまり「ト」から始まれば、
 KEY = G major (ジー・メジャー・キー) ト長調
 となり、黒鍵がひとつ出て来て、

 楽譜の最初は、こうなります。

keyg.gif


 つまり、ファがシャープ(半音上がる)ということなんですが、
 譜面のファの位置だけではなくて、
 全部のファがシャープしますよ、と言っています。

 つまり、この曲のキーは G major 、ト長調ですよ、と言ってるわけです。
 これを「調号」と言います。


 1オクターブ、つまり、ドからドまでの間に
 白鍵、黒鍵あわせて、12個あります。

 これのどこからでも、メジャー・スケールができるので、
 12のドレミファソラシドが、
 つまり、全部で12のキーがあるわけです。

 この「キー」が、音楽のややこしいところですね。
 次回も、もうちょっと「キー」について、語ってみますので、
 くじけず、読んでください。

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