第6回 キーって?
前回、ドレミファソラシドが移動する、
という話をしました。
どの音から、ドレミ〜♪ を始めるかによって、
キー(key)つまり、調、が決まります。
Cの位置からスタートすると、全部、白鍵になりますね。
これは、KEY = C major (シー・メジャー・キー)で、
日本読みでは、ハの音から始まるので、
ハ長調
で、楽譜の最初には、こう表します。
前回、出て来たように「G」つまり「ト」から始まれば、
KEY = G major (ジー・メジャー・キー) ト長調
となり、黒鍵がひとつ出て来て、
楽譜の最初は、こうなります。
つまり、ファがシャープ(半音上がる)ということなんですが、
譜面のファの位置だけではなくて、
全部のファがシャープしますよ、と言っています。
つまり、この曲のキーは G major 、ト長調ですよ、と言ってるわけです。
これを「調号」と言います。
1オクターブ、つまり、ドからドまでの間に
白鍵、黒鍵あわせて、12個あります。
これのどこからでも、メジャー・スケールができるので、
12のドレミファソラシドが、
つまり、全部で12のキーがあるわけです。
この「キー」が、音楽のややこしいところですね。
次回も、もうちょっと「キー」について、語ってみますので、
くじけず、読んでください。