第30回 C メジャー・キーのまとめ
今回は Cメジャー・キー(ハ長調)のコードの復習です。
Cメジャー・キー(ハ長調)の場合、
C Dm Em F G Am
が、主な登場人物(ダイアトニック・スケール・コード)です。
それぞれのコードには、こんな役割があります。
その中でも、特に中心になる三つのコードが、
C (I) 主人公(男)
G(V) 主人公の恋人(女)
F(IV) 主人公の女友人
でしたね?
そして、その他の脇役のコードは、
Am(VIm) 主人公の姉
Dm (IIm) 主人公の同性の友人で、Fの代わりになれる。
Em (IIIm) 主人公とその恋人のどちらの代わりにもなれる、過去のあるオカマバーのママ(?)
です。
その他に、ダイアトニック・スケール・コード以外で、
よく出てくるコード(セカンダリー・ドミナント)として、
D7 (II7) 主人公の恋人に想いをよせる元彼(?)なので、Gにつながるのが普通。
ドミナントにつながる、ドミナントなので、
ドッペル・ドミナント、あるいは、ドミナント・オブ・ドミナントなどの呼び方がある。
E7 (III7) 主人公の姉に想いを寄せる彼なので、Amにつながるのが、普通。特に日本人好みの進行。
などが、主なコードと言えるでしょう。
こういったコード達が、音楽というドラマを作ります。
そんなコードの関係性を考えながら、
コード進行を見ると、また面白いかもしれませんよ。